2月の備忘録2024年02月29日 13:50


月曜日に、 右目の白内障手術で入院。今日は退院後2日となりました。安静にゴーグル着用で過ごしています。
昨日から、30センチ前後は、はっきり見えるようになりました。

目の良さだけが取り柄だった長い年月も、 仕事で1日7、8時間 ディスプレイを見つめていた時期があったり、本好きなので幼少時から、電車に乗ってもバスに乗っても本を読んでいたこと と合わせて、長年とにかく 酷使し続けてきた報いとも思えます 。
「身体髪膚、これを父母に受く。あえてき傷せざらんは、、、」 と 父によく言われましたが、 今頃になって身に染みます。 その時々仕事の都合で仕方がなかったとはいえ、 やっぱり使いすぎたと後悔。 目が見えることはありがたく、大事にしなくては、と思います。

読書とディスプレイが見えることに特化した単焦点レンズで乱視補正もないので、手術を受けた結果、景色などは、今までよりぶれて見えるので困るのですが、三ヶ月ほどして視力が安定したらメガネを作って補正するのが良いそうです。
今は良い眼内レンズがあるのですが、自費診療なので今通っている眼科では単焦点しか扱っていませんでした。余裕があれば、乱視矯正機能付きの遠近両用の高性能のものが使えたかも、と思うとちょっと残念な気もします。

それもこれも相まって読書時間は減りネットに偏ってきました。

2月購入した本
お別れは モーツァルト  中山七里 
      宝島社文庫 718 円 2023年12月20日
盲目ながらショパンコンクールで2位に入賞したピアニストの榊原竜平。 その 榊原の盲目は芝居ではないかと絡んでいた フリーライターが殺され 榊葉は 犯人として疑われる。ともにコンクールのファイナルに名を連ねた彼が友の窮地を救うためにやってきました。
大好きな岬 洋介シリーズが続いています。 また 第一巻から読み直してみたくなります。モーツアルトの名曲、ピアノ協奏曲23番が聞こえてくるような場面とかっこいい岬洋介の活躍。「嫉妬の別名は憧憬です。 憧れるのは嫌いじゃありません。 第一 他人を呪ったところで自分の得になることなんて一つもないです」と、榊原への気持ちを打ち明けています。御子柴零士弁護士の名が出てきたり、犬飼刑事が調査したりと、他の作品とのつながりもあって中山ワールドに満足。


湯どうふ牡丹雪 長兵衛天眼帳  山本一力 
     角川文庫 780円 令和6年1月25日
真相は、江戸一番の眼鏡屋がお見通しと、冴え渡る頭脳で事件を解決!江戸の人情物語。
と、帯にあります。解説の温水ゆかりが小見出しを付けて解説していますが、明治期のメガネ職人のリストに 村田庄兵衛の名を発見して驚いたことがあると書いています。 この主人公と同じ人だったらと思うと 一層 興味が わきます 。また、この短編集 には 安政の大地震の記録文学の側面もあるいうことです。自然災害と暮らしていかなくてはならない日本、 時代は変わっても 作者のメッセージとして受け止めるべきでしょう。
7編の短編は,
青い月代ーーまるで 落語、 よりよりーー 生意気盛りのみずみずしさ、 秘伝ーー 守るべきもの 、上は来ずーー 粋の階段、 湯豆腐牡丹雪ーー豆腐が見た夢、 突き止めーー 新春宝くじ、
おてるの灯明代ーー 古くもあり 新しくもあり、となっています。


DVD
早春、 晩春、 2人のマエストロ、 千夜一夜、 この子は邪悪、 水は海に向かって流れる、
スタートレック 1ー4、幸せの1ページ、
コカインベア、 湯道、 0.5の男( 連続ドラマ)、 マンデイズ  このタイムループ、 kgf 1、2、
キャロル・オブ・ザ・ベル、 フィクサー 1.、2、3、 秋日和、 東京暮色、 麦秋 、お茶漬けの味、おはよう、 ボディーガード、 ワイルドカード、 スイス・ アーミーマン、
ロスト・イン・トランスレーション、 チェイサー、

★サイレント・ナイトは、先月観た「渚にて」と同じ趣向の人類絶滅もの。人類最後のクリマスの過ごし方でしたが、リアルで即物的すぎて救われない感じ、こういうものは余韻が大事なんだと思いました。
★スイス・アーミー・マンとおはよう。
どちらにも共通するのがおならネタとは知りませんでした。

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